【経歴】

キャリアの大半（25年）を日本で過ごし、融資・投資・アセットマネジメントの分野で豊富な経験を有します。

直近はブラックロック社の日本における不動産投資責任者を2022年まで7年間務め、同社コアプラス・オポテュニステイック投資の両方面でソーシング・AMの戦略立案・実施を担当。同社のAsian Core-Plus Fundは2019年そのカテゴリーでランキング1位を獲得し、私が担当した日本のアセットが全体の80％を記録しました。

私は遡ること2001年にドイチェ銀行のニューヨーク不動産投資銀行部でその不動産キャリアをスタートし2004年に法人不動産融資と証券化を担当するために日本へ転勤。その後、新生銀行にノンリコース融資のチームリーダーとして同部門を率いました。2006年に日本における最大のストラクチャードファイナンス案件をパシクイック・センチュリー・プレイス・ビルを対象に実現。新生銀行在任中に1兆5千億円にのぼる融資を43案件実行し、同行初の融資証券化、リーマンショック後の不良債権回収・リストラクチャリングも実現しました。

続けてGEキャピタルの日本におけるストラクチャードファイナンス部門の責任者を2011年から2014年まで務めました。2014年から2015年までは独立コンサルタントとしてゴールドマンサックスと日本の不動産会社の5億ドルにのぼる渋谷道玄坂の再開発JVの組成に成功。

米国プリンストン大学にて歴史を専攻卒業、ペンシルベニア大学ウオートンスクールにてMBAを取得。